まっすぐにいこう。

稽留流産後、ゆるっと妊活しながらふたり暮らし。

つわり

私の妊婦生活は、約1ヶ月で終わってしまったけど、とにかくつわりとの長い長い闘いの日々だった。


4〜6週目は、午前中が辛く、午後に向けて回復していく、という流れ。

6週後半から9週目までは、午前中から昼にかけてはかろうじて動くことができ、15時過ぎからはまるで廃人だった。

常に横になって呻いているか、吐いているか、の、どちらか。

アイスの実がいいと聞けば買いに走り、一口でリバース。やたらジャンクなものが食べたくなり、体に悪い、赤ちゃんごめんとべそべそしながら食べては吐き。

ノンカフェインの麦茶を受け付けず、水すらまずく、何を飲んでも何を食べても、ひたすらに気持ちが悪い。

吐き過ぎて喉が裂け、血を吐いて、また泣いた。

つわりの対処法なんて、結局は、食べられるものを食べたいように食べて、思う存分、吐くのが一番だと思っている。

漢方も点滴も、効きやしない。


流産が確定したとき、赤ちゃんに対する想いよりも、あの長いつわりとの闘いが無駄になったという悔しい気持ちが大きかったことを、ここに白状しておきます。


次の妊娠が待ち遠しくもあり、つわりの恐怖に尻込みする気持ちもかなり大きい。


産みの苦しみを味わっていないから、余計なのかも。

妊娠を伝えるタイミング

妊娠が判明した時点で、夫より先にそれを伝えたのは、職場の先輩だった。

妊娠5週。

決して周りに伝えるべき時期ではないけれど、私の仕事は、ヒールのある靴でガツガツ歩く上に、乗り物に乗ることも多く、妊娠初期に良いとはいえない環境だった。

職場やお客様に迷惑をかけるわけにはいかない。

必然的に、上司にも伝わり、職場では10人ほどの人が知っていたと思う。


のちのち、流産を伝えるときにずいぶん辛い思いをしたので(聞いた相手が辛そうな顔をし、言葉を選んで励まそうとしてくれるのが心苦しかった)、つわりがあまりにひどく、仕事を休みがちだとか、しょっちゅうトイレに立つとか、怪しまれるような状態でないのなら、周囲のためにも安定期までは黙っているべきだなと思っている。

はじめに。

アラサー夫婦の妊活と、共働き家庭の毎日を綴った、なんてことないブログです。


アキ

O型 28歳 旅行会社勤務。

料理と読書が趣味な、インドア人間。

がちゃがちゃやかましいところが、ムーミン谷のミィによく似ている。


A型 32歳 営業系サラリーマン。

バイクやら、キャンプやら、アウトドアがお好き。

体も大きく、心も広い、嫁とは正反対の穏やかな人。