不意にくる悲しみの波
術後の経過も良く、すっかり日常に戻り、妊娠していたことすら、私以外は忘れてしまっているかのような穏やかな日々。
だけど、外出先で夫が小さな子を目で追っているのに気が付いたとき、マタニティマークの女性に席を譲ったとき、マタニティ系のDMがポストに入っていたとき。
ふと、悲しくなって、こうしてブログを書く。
先日、結婚のお祝いをしてくれるという、夫の友人たちと食事をした。
唯一、今回の経緯を知っているSくんから『子ども、残念やったね』と声をかけられた。
そして、ハッとしてから『ごめん、触れていいのかわからんくて。男はあかんな』と気まずそうな顔をしていた。
そして夫も、あ、マズイかも。そんな顔をしていた。
流産が確定してからも、手術の痛み以外では、夫の前で泣いていない。
というか、出会ってこのかた、夫の前で泣いたことは一度もない。
流産なんて、5人に1人が経験していること。
ましてや、私は稽留流産なのに、心の準備をさせてもらえた。
だからこそ、そんなにショックを受けていないつもりでいたけれど、はたから見たら、私はまだ悲しみの中にいて、不幸そうなんだろうか。
前向きに、次の妊娠を考えている。
だけど、やっぱり、お腹にいた子のことも考える。
本当に完全に気にしなくなるまでには、もう少し時間がかかりそう。
二重まぶたの整形と出産
私は、20代前半に、二重まぶたを作るために、埋没法の施術を受けている。
数年経った今も、綺麗な二重のままだけど、先週あたりから、まぶたにしこりを感じて、整形外科に行ってきた。
留めていた糸が外側に出てきて、しこりになっていたそうで、ものの数秒で、抜糸。痛みもなく。
来週また、縫ってもらうことになった。
永久保証をつけておいてよかった。
この埋没法、強くまぶたをこすったり、力をかけると取れてしまう。
出産のときに、取れてしまうのではないかと、少し調べてみた。
医師の話では、その程度の力では問題ないとのことだけど、取れてしまったという体験談が結構ある。
ただ、どの女性も『育児が始まったら、二重まぶたがどうとか考える余裕もなくなった』『再手術するお金があるなら、子供に使いたい』と書いていて、なるほど、と、納得した。
整形していることを夫は知っているけれど、学生の頃の写真を見せても、今より15kgも太っていたことの方に突っ込みが入る。笑
夫は綺麗な二重。
私は頑固な一重。
はたして、私たちの子供はどちらの血を強く引くのだろう。
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本当に子供が欲しいのかを考える
子供が欲しい理由を挙げたときに、世間体とか、周りからどう思われるかとか、自分のことばかり考えていることを、ふと思う。
結婚したら、子供がいるのは当たり前。
双方の親は、私たち夫婦に子供が生まれることを、心から望んでいる。
夫はおそらく、よい父親になってくれるだろうし、その覚悟もあると思う。
でも私は?
お腹の子が亡くなってしまったとき、私は自分のことしか考えていなかった。
仕事の引き継ぎをしないまま去るようなことにならなくてよかったとか、これで、世間的にはでき婚じゃなくなるとか、ひどいことを。
本当に私に親になる資格はあるのか。
けれど、なかなか胎嚢から先が確認できず、初めてエコーで赤ちゃんの姿を見たときに、胸をなでおろしたのも本当だし、胎児水腫の診断が下りてから、お腹の子に話しかけ、頑張ろうね、ちゃんと生まれておいでねと祈り続けたのも事実。
お腹の中に子供がいるという幸福感を思い出すと、やっぱり、会いたかったなぁと思う。
すんなりとまた、授かれるかはわからない。
だけど、今度こそ、この世に生み出してあげたいと強く願う自分がいる。
妊活しながら仕事を続けること
久しぶりに上司と話す機会があった。
これ幸いと、今後のことを相談。
私の希望
来年度から元の部署に戻りたい。
役職も外してほしい。
上司の意見
産休、育休を取るなら、なおさら今の部署にいて、仕事をしていた方がいい。
やれることはたくさんある。
話は平行線で、また悩みばかりが増えた。
流産以降、夫は、仕事を辞めて欲しいのかも。と、少しだけ感じる。
心配からくるものだとも、わかっている。
一馬力であることに問題はないのだろうけど、私は自分のものを買うのに躊躇したくないし、お金はどれだけあってもいい。
子供のいない現状で、職を手放すことは考えられない。
今日のごはん
フライ3種類
アジ(大葉)
タマネギ(ゴマ)
エリンギ(パセリ)
高野豆腐
にんじんしりしり
豆腐とわかめの味噌汁
揚げ物作るの、ひさしぶり。
明後日は、夫の友人と焼肉なので、連日、魚メインで。