二重まぶたの整形と出産
私は、20代前半に、二重まぶたを作るために、埋没法の施術を受けている。
数年経った今も、綺麗な二重のままだけど、先週あたりから、まぶたにしこりを感じて、整形外科に行ってきた。
留めていた糸が外側に出てきて、しこりになっていたそうで、ものの数秒で、抜糸。痛みもなく。
来週また、縫ってもらうことになった。
永久保証をつけておいてよかった。
この埋没法、強くまぶたをこすったり、力をかけると取れてしまう。
出産のときに、取れてしまうのではないかと、少し調べてみた。
医師の話では、その程度の力では問題ないとのことだけど、取れてしまったという体験談が結構ある。
ただ、どの女性も『育児が始まったら、二重まぶたがどうとか考える余裕もなくなった』『再手術するお金があるなら、子供に使いたい』と書いていて、なるほど、と、納得した。
整形していることを夫は知っているけれど、学生の頃の写真を見せても、今より15kgも太っていたことの方に突っ込みが入る。笑
夫は綺麗な二重。
私は頑固な一重。
はたして、私たちの子供はどちらの血を強く引くのだろう。
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本当に子供が欲しいのかを考える
子供が欲しい理由を挙げたときに、世間体とか、周りからどう思われるかとか、自分のことばかり考えていることを、ふと思う。
結婚したら、子供がいるのは当たり前。
双方の親は、私たち夫婦に子供が生まれることを、心から望んでいる。
夫はおそらく、よい父親になってくれるだろうし、その覚悟もあると思う。
でも私は?
お腹の子が亡くなってしまったとき、私は自分のことしか考えていなかった。
仕事の引き継ぎをしないまま去るようなことにならなくてよかったとか、これで、世間的にはでき婚じゃなくなるとか、ひどいことを。
本当に私に親になる資格はあるのか。
けれど、なかなか胎嚢から先が確認できず、初めてエコーで赤ちゃんの姿を見たときに、胸をなでおろしたのも本当だし、胎児水腫の診断が下りてから、お腹の子に話しかけ、頑張ろうね、ちゃんと生まれておいでねと祈り続けたのも事実。
お腹の中に子供がいるという幸福感を思い出すと、やっぱり、会いたかったなぁと思う。
すんなりとまた、授かれるかはわからない。
だけど、今度こそ、この世に生み出してあげたいと強く願う自分がいる。
妊活しながら仕事を続けること
久しぶりに上司と話す機会があった。
これ幸いと、今後のことを相談。
私の希望
来年度から元の部署に戻りたい。
役職も外してほしい。
上司の意見
産休、育休を取るなら、なおさら今の部署にいて、仕事をしていた方がいい。
やれることはたくさんある。
話は平行線で、また悩みばかりが増えた。
流産以降、夫は、仕事を辞めて欲しいのかも。と、少しだけ感じる。
心配からくるものだとも、わかっている。
一馬力であることに問題はないのだろうけど、私は自分のものを買うのに躊躇したくないし、お金はどれだけあってもいい。
子供のいない現状で、職を手放すことは考えられない。
今日のごはん
フライ3種類
アジ(大葉)
タマネギ(ゴマ)
エリンギ(パセリ)
高野豆腐
にんじんしりしり
豆腐とわかめの味噌汁
揚げ物作るの、ひさしぶり。
明後日は、夫の友人と焼肉なので、連日、魚メインで。
術後の診察
ようやく検診。
もう、手術から8日も経ったのかと驚く。
つわりの真っ最中は、あんなにも時間が経つのが遅かったのに、やっぱり仕事してると違う。
毎日忙しすぎて、悲しんだり、落ち込んだりすることもない。
ただときどき、無意識にお腹をなでてしまう。
高いヒールも、タイトスカートも、当たり前のように身につけているのに。
産科の待合室は、お腹の大きな妊婦さんばかりで、もし、お腹の子が何事もなく育っていたら、そろそろつわりも落ち着いていたかな、なんて考えていた。
相変わらず、この病院の待ち時間は長く、考える時間が多すぎて嫌になる。
2時間と少し待たされて、ようやく呼ばれた。
内診とエコーで子宮内の様子を確認。
だらだらと続いている出血は、気にしなくてもよいとのこと。
ただ、子宮の中に、親指大の血の塊があるそうで、それを排出させるために、子宮収縮剤と抗生剤をまた、5日分処方された。
そして、流産の原因は、胎児の染色体異常だと説明された。
『あなたの体や行動に問題があったわけではなく、繰り返すことはないと考えられます。
今回は残念な結果になってしまったけれど、体をしっかり休めたら、次のことを考えていいと思いますよ』
穏やかな先生の言葉に、ぽろっと涙がこぼれた。
また、妊娠できますか?
と聞く私に、先生はやっぱり穏やかに笑ってくれた。
精算時、手術当日に預けていたお金の余分が戻ってきた。
手術費用は、3万ちょっと。
聞いてた額より高いじゃないか!( ゚д゚)
保険屋さんに渡す書類の分と、今回の支払い分で、総額5万弱。
ほんとに、産むための費用だったら、何も痛くないのになぁ…。
ネガティブな自分も顔を出したので、しっかり夕飯作って、気持ちを切り替えよう。
昼顔
ひとりで映画。
ドラマが放送されてた2014年は、まだ、夫とも出会っていなかったし、乃里子に対しても、そんなふうにしがみつかないで、さっさと取るもんとって、別れちゃえばいいのに。とか思ってたけど、実際に自分が結婚してみると、やっぱり奥さん目線で考えてしまう。
ドラマの頃は、なんて嫌な女!って思ってた乃里子の言っていることは真っ当だし、純愛のつもりの2人を責める、私が悪者じゃない!何も悪いことしてないのに!!!っていう言葉が、悲しかった。
盛り上がってる2人の陰で、泣いてる人の気持ちに、しっかりスポットが当たっていたと思う。
結末には呆然だったけど。笑
夫はドラマを見ていないから、誘わなかった。
この人に限って、浮気や不倫なんて、ありえないって思ってるけど、斎藤工を見てたら、真面目な人ほど、道を踏み外したときは怖いなーなんて思ってしまった。
機会があったら、夫に聞いてみよう。
明日は、ようやく術後の検診。
待たされませんように。